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リボンバンダナプロジェクト

Ribbon Bandana Projectとは

Ribbon Bandana Projectとは、グルーマー発信の災害時飼い主支援事業です。

 現在、多くのグルーミング・トリミングサロンにて、トリミング終りのペットたちに、リボンやバンダナを付けてお返しするサービスが一般的で、多くのサロンでは、このリボン・バンダナ代で毎月多くの費用が支出されています。
一方リボンやバンダナは、『長持ちしない』、『毛が絡まる』などを理由に、利用をしない飼い主も増えています。
グルーミングサロンでこの『リボン』や『バンダナ』のサービスを控えることで、経費の節約だけでなく、金額の一部を支援事業に有効活用することが可能となります。

本プロジェクトでは、一般社団法人Do One Goodが主体となり、月々1,000円からの寄付金を基金として預かり、日本各地に点在する、グルーミング・トリミングサロンのオーナー、グルーマー、トリマーの方々の協力のもと、災害時のインフラとなる活動を進めていきます。

1、グルーミングサロンは浮いた仕入れ金額の一部を募金することで。
2、サロン利用者はリボンやバンダナのサービスを断ることで。

プロジェクトが行う支援事業に参加・貢献することが出来ます。

基金の主な使用目的

● ADOPTION PARK 健全で持続可能なペットとの出会いの場

2009年より、東京・青山の国連大学で開催されている『ファーマーズマーケット』の一角をお借りし毎週末『ペットのアダプションイベント』をスタートしました。
これまで『譲渡会』と言われたアダプションイベントは、各動物保護団体が『不定期』に、『それぞれの場所』で、『それぞれのタイミング』で実施するのが一般的でした。
私たちDO ONE GOODは、複数の動物保護団体と連携し、『決まった場所』で『定期的』にアダプションイベントを運営することにより、『これからペットと暮らしたい人々』に対し、より身近で幅広いニーズに対応する『人とペットの出会いの場所』を提供しています。

● Pet Emergency Team (略称“P.E.T”)

Pet Emergency Team (略称“P.E.T”)とは、自然災害時における避難所や被災地域において、飼い主とペットが肉体的・精神的な健康を維持できるようサポートするチームです。

東日本大震災・西日本豪雨の直後、多くの飼い主とペットは、離れて生活することを余儀なくされました。
その背景には、衛生面の不安、ペットを飼わない避難者への配慮など、有事の際の避難所のインフラが準備されていなかった等の問題が挙げられます。
東北地方では、震災の際に飼い主と離れてしまったペットたちの野生化や、それらの保護、といった問題が現在も続いています。
『長きにわたり、私たち人間のライフパートナーとなっていた犬や猫などのペットたち。災害時の不安な時だからこそ、 飼い主と共により健全な避難生活を送ってほしい』 そのような想いから、私たちは過去の事象や経験値から、有事の際に現地へ直接赴き、かつ様々な角度から飼い主とペットをサポートするチーム、“P.E.T”を立ち上げました。

● トレーラーハウス被災地活用

日本では、
これまで応急仮設住宅の運用はプレハブだけでしたが、西日本豪雨からはトレーラーハウスも用いられ、災害救助法による原則2年間の『応急仮設住宅』として、公的に運用されることとなりました。
東日本大震災で復興マルシェやお年寄りのデイケアハウスに使われるなどの実績もあり、熊本地震では30台のトレーラーハウスがお年寄りや体の不自由な方々のための『福祉避難所』として使われました。

アメリカでは、
トレーラーハウスは一般的に被災地支援策として活用されています。
『アメリカ連邦緊急事態管理庁(以下FEMA)』が実施するトレーラーハウスの被災地活用プロジェクトとして、被災地で利用できるトレーラーハウスの仕様を作成、備蓄と運搬を取り仕切り、04年のハリケーン・チャーリーでは1万7000台以上のトレーラーハウスが活用されました。
翌年のハリケーン・カトリーナとハリケーン・リタでは14万台を超えるトレーラーハウスが被災者たちの仮住まいとして活躍しました。

日本でのトレーラーハウス活用はFEMAがモデルになっており、被災者へ勇気と希望を与えています。

本プロジェクトでは、日本の主要地域にペット支援用トレーラーハウスの実装を進め、災害時はペットの一時預かりや避難施設として。平時は飼い主のいないペットの譲渡会や、防災イベントでの利用など、地域の災害支援につながる活用を行っていきます。

被災地におけるペット同伴避難支援施設のイメージ

日本各地での災害時に、必要な支援を必要とする人の手に早急に確実に届けるため、 トレーラーハウスを使った体制を構築することを目指しています。

災害時

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